8月スタート2010/08/03 18:05

音楽室にて(Foto:Mie Miki)

1日の野外劇場コンサートは
久しぶりの本番とあり
緊張度は”高”でしたが
幸いお天気にも恵まれ
(晴れ時々曇:21度)
自分でも十分幸せな気持ちになれる
満足のいくコンサートとなりました。
ほんとうに嬉しかったです。

翌日は日本から
私のマネージャーのayumixと
お友達のロドさん、
ハーグから鳩子ちゃん
そしてエフゲニの合計4人が
うちへいらっしゃいました。

お客様も久しぶりだったので
夫婦でかなり気合入れて準備をし
夫はドリンク係、私は料理係。
でも計画性に欠けていたせいか、
支離滅裂に料理が出来てしまい
結局ビュッフェスタイル、
と言えばかっこういいけど
「勝手に自分で取って食べる・飲む」
スタイルになりました。

尚、我家にはボロ・バイオリンが一台ありまして
愛弓ちゃんには気の毒でしたが
私は一度このバイオリンをきいてみたく
せがんで弾いてもらいました。
楽器のひどさにひきかえ
彼女の腕はなかなか見事でありました。
伴奏者はエフゲニ、こちらもお見事。

写真は左から:
ayumix, 鳩子、エフゲニ、ロドさん

風車2010/08/10 23:10

風に向かう大きな風車(Foto:Mie Miki)
猛暑で始まった7月でしたが、あっという間に気温は元に戻って、なんだかこのまま秋になってしまうのでは、と思われる毎日です。

さて、車の中では、ほとんどいつも音楽を聴いていますが、この地域にはオランダ、ベルギー、ドイツ3カ国のラジオが入るので、クラシックのチョイスもなかなか贅沢、最近はCDよりラジオを聴く機会の方が多いようです。

尚、その楽しみ方は 「次はなにかなぁ?」 とか 「これは誰?」 また曲がすぐ分からないと 「これは誰の作品?」 といったクイズ感覚の遊びで、99%夫が当ててしまうのですが、それでも運転しながら、景色を眺めながら、そんなこんなのクイズをするのは面白い遊びであります。

ここから25km ほどの所に「Waldfeucht」という村があり、名前が変わっているので(訳:湿った森)一度行って見たいと思っていました。そして昨日、ナビ君にお任せしてラジオを聞きながら夫と2人でその「湿った森」へ行ってみると、そこにこんな風車がありました。

現在でも使われているそうで、”近づきすぎると危険です”なんて札が貼ってありましが柵も塀もなく、間近に見ると巨大な風車。 こんなのに引っ掛けられたら大変な大怪我をすること間違いなし。地元の子供達はその恐ろしさを皆知っているのでしょうね。

風車 22010/08/11 18:03

風車2(Foto:Mie Miki)

この地方には昔から風車が多いのですが、”風からエネルギーをもらう”という原理は、私の楽器にも通じることで、「風情がない」 「景色に違和感をあたえる」 などど一部から嫌われているこのような風車でも、私には十分「役立ち友達」に見えます。

広大なとうもろこし畑と、大きな空のあいだをまわる現代風車を、私は美しいと思います。

見習うこと2010/08/15 05:05

見習いこと

って人生で沢山ありますが
何よりも大切なことだけは
忘れてはなりません。

さて、それってなんでしょう?

自分でもわからないのですが:
「とにかくリラックスすること」
「体をつねに休ますこと」
「悩み事と一緒に寝入らないこと」
「目覚め時にあれやこれやと
義務仕事を思う浮かべないこと」
などなど・・・

さて動物には
この機能が人間よりはるかに多く
設定されていると思うのです。

これは絶対に見習うべきです。

どうして・・・2010/08/16 22:11

寝るということ

日本はこんなに暑くて
ドイツはこんなに涼しいのでしょう。

日本からくるメールでは
猛暑と熱中症がリアルな問題です。
84歳の母もついに外出をさけて
習志野の兄と義姉が
買物をしてくれているそうです。

ところが、こちらドイツでは
今日も冷たい雨が降っています。
部屋には暖房を入れています。

モスクワの友人達は
猛暑のみならず広大な火災による
猛毒の空気に怯えています。

パキスタンの洪水は
まるでこの世の終わりのようで
言葉もありません。

世界の天気がここまで狂ってしまうと
一人の人間の出来ることなんて
まるで無意味にも思えてきます。

だから心したいと思うこと:

もっともっともっと
自分の体を大切にしましょう。
体なくしてなにができましょう。
疲れたらすぐ休みましょう。
眠くなったら寝ましょう。
体が発信するアラームは
絶対に重視しましょう。

というわけで
私もこれから寝たいと思います。
まだ夜10時ですけど強度に眠いのです。
その何よりもを優先いたします。

これも動物に見習った行為です。
動物は賢いとつくづく感じるこの頃です。

出迎えたのし2010/08/18 19:22

空港での出迎え(Foto:Mie Miki)

デュッセルドルフ空港は
ほどほどの大きさで
混雑もあまりなく明るく静か
店もレストランもまあ一応揃っていて
私は好きな空港のひとつです。
街中から車で10分というのも便利。

尚、見送りってしんみりしてしまうし
一人残されるはちょっと苦手ですが
出迎えはかなり好きです。

14日の土曜日は夫と一緒に
ジュネーブから戻ってくるエフゲニの出迎え。
ここでかなり待たされたのですが、
となりではブラジルからくる
ある一人の女の子を出迎える
かなり大勢の家族グループがあり
その賑わいと興奮を
傍で楽しませてもらいました。

さて、
待っている間はよほど嬉しいのか
旗を振って、笛を吹いてと
三世代みなさん大騒ぎだったのに
その御本人がついに出てきたら
恥ずかしいのか、照れてるのか、
急に静かになっちゃって
それがホントに可愛く可笑しく
夫と2人で笑ってしまいました。

それに気をとられていたら
エフゲニが出てきたのに気がつかず
「何がそんなに興味深いの?」と。
というわけで我々の出迎えも
イマイチとなってしまいました。

出迎えって意外と難しいなぁ。

誰かがこけたら・・2010/08/20 00:43

six pianos 譜面(Foto:Mie Miki)

「御喜美江アコーディオン・ワークス」
浜離宮朝日ホール・9月18日(土)14時開演

今回ここで演奏する曲について、このブログにおいて少しずつ御紹介させていただきます。

今日はスティーヴ・ライヒ作曲 『Six Accordions 』について。

この作品は1973年 「ピアノ6台」 のために書かれましたが、今回は作曲者の承諾をいただいて、日本初演することが可能となりました。 ちなみに作曲者からのメッセージはこちら:

           *

"...I think Mie Miki has done an excellent job playing Six Pianos on six accordions. By all means she has my permission and good wishes for a very successful performance and hopefully many more in the future." Steve Reich

「御喜美江さんは6台のアコーディオンで“6台のピアノ”の素晴らしい演奏をしてくれたと思う。 もちろん演奏するのを許諾しますし、演奏会の大成功を心よりお祈りすると共に、将来もっと演奏してくれる機会があることを願っています。」 S.ライヒ (訳:ayumix)

            *

アコーディオンの名誉にかけても、この日本初演は素晴らしいものにしたいと、現在我ら女性6人(智美1、智美2、奈緒子、和圭、ヘイディ、美江)は、ドイツと日本の二国に分かれて練習に励んでいます。

まずは Player2 のパートを録音してメンバーに送り、それに合わせて各自が練習しています。ここでは3人のオスティナートがずれると響きが濁ってしまう、濁りこそ、この曲の大敵であります。そこへ他の3人がアクセント、クレシェンド、デクレシェンドなどを伴って徐々に加わってくるのですが、これも自分勝手にやられると全く無意味状態になってしまう。とにかく6台の楽器が縦に横にフォルテにピアノに、ぴったり揃う、ということが前提であります。

平井洋氏が"Music Scene"で書いておられましたが (http://musicscene.jp/musicscene/event/) まさに誰かこけたらおしまい、というか、そこで音楽は大事故となってしまい、さらに事故処理は非常に難しく、しかも「あぁ、これは事故処理しているな!」ってすぐに分かってしまいます。

こんなふうに書くと「なんと恐ろしい曲」と思われるかもしれませんが、6台のアコーディオンが奏でる響きは、明るく楽しく軽く平和であります。草原に寝転んで空の雲を眺めながら時間の経つのを忘れてしまう、そんな雰囲気が理想的かと私は思っています。

尚、ここでは指がほとんど無意識に動いてくれないと持続しませんから、日々のトレーニングが必須です。

というわけで、これからまた「ライヒ・トレーニング」に入りまーす。

日経ヘルスプルミエ2010/08/21 03:21


という雑誌の10月号に登場させていただきました。

「一瞬にして気持ちが明るくなる、そんな魔法のような言葉がありましたら聞かせてください」との問い合わせでしたが、「そんな言葉があったら教えてほしいのは、このわ・た・しです・・」 とお答えしたら、もちろんそんな返事はボツで、いろいろ考え悩んだ末、下のような文章を送りました。

       *

私はどうちらかというとせっかちで、何でもすぐ、はやく、さっさと片付けようとする。でも気がつくと、ちっとも片付いていない。なのに自分はすでにハーハー、くたくた、時にはボロボロ状態。そんなとき現在84歳の母を一日を見ていて、ハッと思った。彼女はなんでもゆっくりと丁寧におこなう。おしゃれ、花、音楽、外出、人助けが大好き。朝はまずきちんと洋服を着て、髪を整え、ブローチやネックレスをゆっくり選んで、お仏壇に水をあげ、亡き父に何か小声で喋っている。それから花を手入れし、やがて朝食。これも時間をかけてゆっくりと。私から見たら信じられないようなスローテンポ。でも一日の終わりには確実に”いろいろなこと”を達成している。 そしていつもニコニコしている。トイレの掃除とか、キッチン仕事をしているときは、必ずなにか小声でうたっている。 
ゆっくり、丁寧に、そして今を大切にしているから、84歳になってもこんなに明るく、皆に元気を与えられるのだなぁ、と思ったのです。

       *

これもボツになるかなぁと思っていたら、大々的なカットこそされましたが採用されたようです。この他にも3つの質問がありましたが、それらはカットではなくボツ。

さて、いま母からファックスが入り「日経ヘルスプルミエには良いことがいっぱい書いてあって面白いですよ。スマート、美人、お肌つるつるになりそう、おたのしみに。」と書いてありました。

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/magazine/20100818/108220/?P=6

オランダの音楽雑誌『Luister』2010/08/22 01:52

Luister 8.2010

オランダの音楽雑誌『Luister』今月号に
Mie Miki がP.50-53 まで4ページにわたり
デカデカと載っています。
そして 記事のタイトルは~
『アコーディオンの女王』 !

ちっとも知らなかったのでびっくり仰天・・

もちろん文章は全てオランダ語なので
私にはよく分かりませんが
夫は読めるので訳してくれました。

そういえば4月にメールでインタビューがありましたが
その頃、肺炎事件をやっていてあまり記憶にはなく
それがオランダの代表的なクラシック音楽雑誌
『Luister』のそれだったのかと今になって知り
驚きつつも、たいへん喜んでいます。

http://www.luister.nl/de-luister-10

Luister の表紙2010/08/22 03:06

Kuister8月号表紙

Valery Gergiev のおっかない顔が表紙ですが
この目付きの影響か
たくさんの雑誌が立ち並ぶ棚でも
これはかなり目立ちます。

ところで左下みてください、
表紙にまで載っています、光栄・・